送達の現地調査におけるオートロック物件の難易度
オートロック物件の調査は難易度が高い
この記事を閲覧される方は、付郵便送達や公示送達の現地調査におけるオートロック物件の対処の仕方を知りたい方が多いでしょう。
私たち特別送達の現地調査を専門で行っている探偵・興信所であっても、状況に応じて立証方法を変えたり、調査方法を変えたりすることもあり、とくにオートロック物件の現地調査は慎重に実施しているほど難易度が高いです。
現在では、支払督促など一般個人の方が申立てされる方も多く、裁判所にて手続きができても相手方が裁判所からの特別送達を受け取らないために、送達の現地調査を行い調査報告書を添付するよう裁判所から求められ、対処にお困りになる方が増えてきています。
この際に、「費用を掛けたくない」という一心でご自身による現地調査を行った結果、何も証拠を押さえることができず、結局は弊社のような専門業者に頼る方がほとんど。
オートロック物件の調査を行う前に、ご一読いただけると幸いです。
オートロックとは
オートロックとは、集合マンションなどに設置している暗証番号を入力しなければ集合ドアが開閉しないシステムのことを言います。
開錠の際は、暗証番号または住居人居宅の鍵もしくは居宅内からのリモート操作が必要となるシステムです。
オートロックは、防犯上の意味で設置されていることが多く、不審者の侵入防止に役立っており、居住者の安心に一役買っているドアロックシステムです。
オートロック物件で調査の時に気を付けなければいけない点
オートロック設置の意図は前述で述べたとおり、防犯上の理由です。
当然のように、居住者や管理会社以外の方はオートロックドアから先の共有部には入れません。
とくに特別送達の現地調査では、あらゆる物証を記録して報告書に記載しなければいけないため、神経質な住居人に調査風景を見られたり、聴取が上手くできずに不安な気持ちにさせてしまった場合には、不審者と間違えられ、最悪は警察への通報も免れません。
もし、一般の方がこのような事態に陥った場合、警察官へ「なぜ物件内に居たのか」を納得するまで立証しなければいけなくなくなります。
その反面、弊社であれば公安委員会へ探偵業の届出をしている会社になりますので立証は容易です。
(シッカリとした手順を踏めばこのようなトラブルには巻き込まれません)
このように、送達の現地調査でオートロック物件に訪問する場合は慎重に行わなければいけなく、余程自信のない限り、現地調査専門の会社に依頼したほうが良いでしょう。
共有部に設置されている各メーターの確認ができない
オートロック式マンションの場合、電気やガス、水道メーターの確認は非常に難しい調査になります。
一般の方や経験の浅い調査員は、オートロックでマンション共有部に入れない時点で「確認できません」と報告書に表記してしまうでしょう。
この現地調査は被告が住んでいるかを確認するための調査でありますから、各メーターが確認できなければ他の立証方法を考えなくてはいけません。
オートロック物件の案件を数多く扱っている調査員であれば、ライフラインの確認ができなくとも、居住の有無をあらゆる手段を使って立証することは可能です。
聞き込みが非常に困難
特別送達の現地調査では、近隣住人への聞き込みが必須。
オートロック物件の場合のほとんどは、インターホンによる聴取または管理人への聴取を試みることになります。
聞き込み調査そのものが一般の方や経験の少ない調査員にとってハードルの高い調査種目に対し、不特定かつ見知らぬ人に対象者のことを聞きまわることは、聴取された住人からすると不審者そのもの。
調査を試みた結果成果が出なく、この時点で調査会社に依頼をしても対象物件に居住している住人は警戒していますので、調査が難航することは言うまでもありません。
オートロック物件に関する特別送達の現地調査は
祐信総合調査株式会社へご相談を
弊社は、付郵便送達や公示送達の現地調査を北海道内だけで年間100件以上ご依頼をいただいている調査会社です。
とくに分譲マンションや高層賃貸マンションなど、オートロック式になっている物件の現地調査を得意としています。
オートロック物件のような難しい現地調査であっても、弊社では独自の情報網と調査技術で対象者の居住の有無を明らかにし、裁判所にて受理していただける調査報告書を提供しています。
また、ご自身で現地調査を試みたものの、調査の継続が困難になった方もお気軽にご相談いただければ幸いです。
付郵便送達・公示送達の現地調査は、祐信総合調査株式会社におまかせください!